みちの道のり

みちの道のり

2020/04/25

介護崩壊はすぐ目の前です。頑張りましょう!

本日、地元新聞の取材を受けました。この環境下におけるデイサービスの現状や課題について話をしました。「休業」して補償を得るのは簡単だが、お風呂に入れない人、ご飯が食べれない人、家では虐待される人がいるから、安にその決断はできない。されとて訪問?電話?少人数継続?など悩みは尽きないが、この小企業がどこまで持つか問題。また、利用者の安全はもちろんだが、スタッフやその子供達の健康も大切。うちは子連れ勤務を推奨しているが、学校が休みの為、ここには10名以上の子供が集まるし、それはそれで危険だ。でも、家で子供だけというわけにもいかない。また、あるスタッフから「旦那が家にいるから、むしろ働きたい」という声もあり、それぞれの居場所というのは、千差万別、この混乱期は時に虚しさを覚える。
俺だって人間だから怖い。だから、本音は何もかも止めたい。家でしばらく籠りたい。でも、そうもいかん。止めるも地獄、歩むも地獄、厳しい闘いはまだ続きそうだ。ただ、現実問題として、「医療崩壊」に続いて、「介護崩壊」もすぐそこまで来ていることは間違いない。身体機能の低下や高齢者虐待もきっと増えるだろう。でも、多くの介護関係者もそうであるように、リスクを承知で頑張っている仲間がいる。そのことを多くの方に知ってもらえるように、微力ながら発信したい。今こそ介護魂を結集し、何とかこの危機を乗り越えようぞ!
でも、なんしょ、年寄りはマスク嫌いで困るわ(笑)。
取材