今から約4年前、彼が当時中学生だった頃、母親に連れられて初めてみちへ来ました。そして、修行の為に、一緒に介護ボランティアとして手伝いをしてくれたり、何度も食事を共にしました。彼は当時ヤンチャ盛りで、ちょっとだけ色々な人に迷惑をかけちゃったけど、今となっては笑い話、家裁で司法を学び、単車で機械を学んだと思えば、いい勉強になったと思います。
紆余曲折があったけど、無事高校も卒業し、この春から立派な社会人として旅立ちます。同じ釜の飯を食べた私達も、この成長のスピードに驚き、身体も心も本当に立派になって、とても感動しました。何より、これを一番喜んでいるのは、石澤ねぇさんだと思います。
頑張れよ。お前が親を泣かした涙の数以上に、たくさんの親孝行をせぇよ。ここにいい失敗例があるんだから、俺のような馬鹿にならず、大空に羽ばたいていってくれ。
私達スタッフ一同、この素晴らしい若者の輝かしい未来に、心よりエールを送ります。そう、今は亡き、石澤貴子さんの御霊と共に。