みちの道のり

みちの道のり

2015/08/15

終戦記念日での決意

俺達は日々、介護の仕事を通して、多くの高齢者と出会い、そして、別れてきた。
そんな小さな背中でも、想像を遥かに超える地獄を経験し、生きる為に耐え忍んできた。映像でしか知ることのできない俺達にとって、戦争の恐怖を直接学び得ることは、本当に有難く、また、そうした先人の方々のご苦労があったからこそ、今日の平和があることを痛切に思う。
だからこそ俺達は、介護という現存のみを解決するだけでなく、そうした先人達の想いを学び、そして後世に伝えるべき、もっと壮大な、そして貴重な役割を担っていると感じる。
「絶対に戦争はしてはいけない」、そう言って、ある年寄りは手を合わせながら泣いていた。その意味を、俺達は今後も介護の場を通して学び、次の世代に語り続けていきたいと思う。
旅立った英霊に対し、日本人としての誇りを持ちながら、未来の子供達の為に生きる決意を致します。終戦記念日