このナンバー、「1040」(としお)。私の知り合いで、公私ともに大変お世話になっている、静岡東部に住んでおられる女性。この方は、介護で苦労されている家族を支援するために、大変長きに渡ってご尽力していただいている、私の尊敬している方です。そして、敏夫さんこそ、この方のご主人様の名前です。大変素晴らしい方だったのですが、残念ながら、お亡くなりになり、もうこの世にはおりません。
でも、変わって奥様が、福祉活動に熱心だった敏夫さんの意思を引き継ごうと日々頑張っておられます。私達のような小さい施設などにも暖かいご支援を頂き、スタッフ共々、本当に感謝の言葉しかございません。
当初は、もっと目立つ形で、車に載せる方法を模索しておりましたが、それではという奥様の希望もあり、わかる人だけわかればいい、自分達の思いは、この敏夫さんと共にあるということを各々が理解していればそれでいいという観点から、ちょっと控え目に、車のナンバーをこのように変更しました。「1040」。これからも、この看板を背負って走り続けます。
敏夫さん、任せてください。敏夫さんが大切にしていた福祉の思いは、奥様をはじめ、俺達の心にもバッチリ刻み込まれており、これからも慈愛の精神で、その魂を引き継いでいくことをここにお約束します。