平成27年4月より介護保険制度が改正に伴い、通常規模型の保険料が変更になりました。皆様ご承知のように、保険料が下がることで、私達も難しいかじ取りを迫られることになりましたが、まず大事にすべきは「利用者さんの負担」の軽減であり、福祉の原点を考えて行動すべきと判断しました。
なお、当家の体制では、サービス提供体制加算や認知症加算、中重度加算、個別機能訓練加算など、資格要件をすべてクリアしているので算定することは可能ではありますが、それは結果的に利用者さんの自己負担分を増やすことにつながります。
私達は本当に困っている人のために立ち上がるべきであり、利用者さんの支出を抑えながらも中身を充実させ、「もう一つの家族」として、サービスという枠を超え、できる最大限のことをしたいと思っています。
なお、来年度は介護保険のみならず、障害者の方への宿泊を含めた利用、就労支援、外出支援なども強化していくつもりであります。
ここの最大の強みは、バイタリティあふれるスタッフです。憩の家を立ち上げて、もうすぐ10年になりますが、そのほとんどが設立当初より働いてくれています。庭にある桜も、同じ年月が経ち、ようやく綺麗な花も少しずつ咲いて参りました。
今回の改正は、デイサービスとしては大きな転換期ではありますが、スタッフ一同、今こそ原点に返り、熱く、熱く、関わっていくことをここにお約束します。
私達も庭の桜もまだ2分咲き。いつか、桜が満開になることを願っています。