２度目の本の出版。今度ばかりは失敗はしないと思いながらも、また大失敗に終わった。内容は幼稚だし、もっとああすればよかった、もっとこうすれば少しはよくなっただろうと、この一週間は考えっぱなしだった。

本当はもっと放送禁止ぎりぎりのことも書いてやろうと思ったけど、俺ももう大人だから、あれでも結構削除したほうなんだ。

急いで出版社に、差し押さえるように電話したが、もう書店に配達をしてしまったので、無理とはっきり言われた。だから諦めるしかない

でも、久しぶりに飲んで荒れたかな。朝の４時ごろ、この本を全部破いてやろうと思って、２,３０冊破いたとき、「そういえばまだ家に700冊はあるな」とふっと考えたら、バカバカしくなってやめたんだ。

だから、この本は1000円ではあるけれど、まったくその価値もなく、本当に馬鹿の戯言なんだ。この本に書いてあることは、嘘偽りはないけれど、俺は弱い人間だから、大きな声で主張をした後、その反動というのがかなりダメージが大きい。マジで、深い傷を負ったかな。

いくら飲んで暴れても、結局解決なんてできなかった。だから、これは無料配布するのが正しいと思うんだ。先着1000人位にプレゼントしてやろうか。それか駅でばらまいてやろうかって考えている。

古本屋にいったら10円だった。これを全部売っても1000円。それじゃ、逆にむなしいしな。

まったく、銭かけて、恥かいて、最初は宣伝できればいいかなって安易な考えだったけど、大口を吐くということは、本当に罪なことだよね。

本当に、本当に自分が情けなくなるよ。