よりみち

 この“よりみち”は、家長:石津が勝手に、ウンチクを語ることで、「こんな馬鹿な男もいるんだ」と、皆さんに生きる勇気を与える為の文章を載せています。  尚、内容に関しての苦情、反論、哀れみなどはご遠慮ください。強がっているわりには、打たれ弱い性格なので・・。また「憩の家みち」とは何ら関係なく、あくまで個人的主張であることを重ねてご理解ください。

よりみち

生きて虜囚の辱めを受けず

「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪過の汚名を残すことなかれ」
島崎藤村も監修したという、この句によって、日本は国家総動員をもって戦争への道へ突き進んだ。それは、深い悲しみを生む結果となることも知らず。
自らの命を省みず、国家の為にすべてを捧げることが名誉とされた時代。「玉砕」とは、玉が砕け散るようにいさぎよく死ぬことを意味している。

広島、長崎、そして終戦記念日へ。俺はちょうどこの頃になると、戦争という過ちを、再認識し、深い悲しみに陥り、そしてまた、大和魂という日本人としての美学を誇りに思う。今のこの幸せは、先人達のおかげであることを強く感じる。

しかし、今のこの国の政治も社会も、教育もメディアもすべてが、何か大切なモノを忘れてしまっているような気がしてならない。ただただ、将来の日本の姿を慮るのみである。

投稿日:2011/08/11 12:03:07